2021年に発売されたMLWK3J/A。中古もよく見かけますね。

他のモデルとの違いが気になるけど自分で比較するのは大変だな…。
口コミやレビューで評判が良いMLWK3J/Aはmagsafe充電に対応しており、Appleの最新技術が詰め込まれていて音質が良いのが魅力です。
でも、口コミやレビューを調べたり他のモデルと比較した違いを見たりすると、デメリットと言えそうな点もあります。
決して安くはないので中古で買えると助かりますが、偽物の問題もあります。MLWK3J/Aだけでなくmagsafeにも偽物があるんですよ!
この記事では、MLWK3J/Aに関する口コミやレビューと、他のモデルと比較した違いを紹介しています。
中古で偽物を見分けるためのポイントを、magsafeも一緒に紹介しますよ。
MLWK3J/Aの口コミやレビューは高評価!ネックも紹介!

2021年発売のMLWK3J/A(AirPods Pro)は、口コミやレビューで高く評価されています。
2022年3月の時点で、アマゾンでは1999件のカスタマーレビューの内、8割以上が星5つ、星4つ以上の評価は9割以上となっています。これはかなりの高評価ですよね。
では、実際に購入した人はどのような感想を持っているのでしょうか。口コミやレビューで確認していきましょう。
高評価は装着感の良さやApple製品とのスムーズな接続
まずは肯定的な口コミから見ていきたいと思います。
- カナル型としては装着感が良く、長時間使用しても疲れない
- 他のApple製品との接続がスムーズ
- 複数の端末(iPhoneやiPadなど)の切り替えが自動でできる
- ノイズキャンセリング機能が良い
- ノイズキャンセリング機能と外部音取り込みモードの切り替えができるのが良い
- AirPods(第2世代や第3世代)よりも音質が良い
カナル型のイヤホンは、イヤーピースを耳の中に入れて装着するタイプのイヤホンです。耳栓をするようなイメージですね。
耳を塞ぐように装着するため周りの音をある程度カットできるのがメリットですが、長時間装着していると耳が痛くなるという人もいます。
その点、MLWK3J/Aは長時間使用しても耳が痛くならないという口コミやレビューが多く見られました。
MLWK3J/Aには、耳の圧力が高くなりすぎないようにする均圧のための通気システムが採用されているため、装着感が良いという評価につながったのでしょう。
また、MLWK3J/Aの最大のメリットは、Apple社の製品との接続がスムーズな点が挙げられます。
例えば、「iPhoneで音楽を聴いた後にiPadで動画を見る」というような場面でも、特に操作をしなくても自動で接続が切り替わります。
このメリット1つだけでもMLWK3J/Aを購入する価値は十分にあるという意見も多かったですよ!
また、MLWK3J/Aには、周囲の音をカットしてくれるノイズキャンセリング機能だけでなくイヤホンをしたままでも周りの音が聞こえる外部音取り込みモードも搭載されています。
イヤホンで音楽を聴いている時に急に話しかけられると、聞き取れなくてイヤホンを外したり再生を止めたりする必要がありますよね。
でも、外部音取り込みモードなら、イヤホンを付けたままでもスムーズに会話することができるのです。
AirPodsの第2世代や第3世代と比べると、イヤホン自体の音質が良くなっているという評価もありました。
他社製品と比べると再生時間や音質が劣るのがネック
では、次に批判的な口コミもチェックしておきましょう。
- 再生時間(充電の持ち)が短い
- 音質やノイズキャンセリング機能は他社の方が良い
- イヤーピース(シリコン)で外耳炎になる
- ケースが開きやすいのでイヤホンを落としそう
- 初期不良が多い
批判的な口コミで多かったのは、再生時間や音質についての意見でした。MLWK3J/Aはイヤホン単体なら最大4.5時間、充電ケース利用で24時間の再生が可能です。
ワイヤレスイヤホンとしては再生時間が極端に短いという訳ではありません。
ですが、他社製品ではイヤホン単体で10時間以上の再生が可能な物もあるため、MLWK3J/Aの再生時間が短いと感じる人もいるようです。
音質やノイズキャンセリング機能についても、他社製品の方が良いという口コミは多く見られました。
ただ、ノイズキャンセリングで周りの音をカットしすぎると車の音などに気づかず事故につながる危険もありますよね。
MLWK3J/Aのノイズキャンセリング機能は、危険を避けるためにある程度外部の音も聞こえるように設定されているのではないかという意見もありました。
また、カナル型のイヤホンで起こりやすい外耳炎についての口コミも見られました。
カナル型のイヤホンは耳栓のように耳の穴に密着して塞ぐ形になるので、耳の中が蒸れたりシリコンとの摩擦で皮膚が傷ついたりすることがあるようです。
充電ケースが開きやすいという口コミもありましたよ。
バッグの中で開く分にはまだセーフかもしれませんが、イヤホン自体が小さいので、外で落としてしまうと破損や紛失が心配という気持ちは確かに分かりますね。
また、アマゾンでは購入した時点で片方のイヤホンが聞こえない、ノイズキャンセリング機能が使えないといった初期不良があったという口コミがありました。
新品を購入したはずなのにApple Care+の保証期間が短いので中古や偽物ではないかという声もあったので、購入の際は注意が必要なようです。
MLWK3J/Aの口コミやレビューのまとめ
2021年発売のMLWK3J/A(AirPods Pro)は、装着感が良く、カナル型のイヤホンとしては長時間使用していても耳が痛くなりにくいという声が多くありました。
また、iPhoneやiPadなどApple製品を多く持っている人にとっては、接続がスムーズで快適に使えるのでおすすめです。
音質やノイズキャンセリング機能については、他社製品の方が良いという批判的な声もありました。
私の印象としては、MLWK3J/Aは音楽鑑賞に没頭するためというよりも、作業中に心地よく音楽が聴けるように作られたイヤホンのように感じました。
充電の持ちに関しては、一日中イヤホンを使い続ける人の場合は物足りなく感じるようです。
ですが、通勤通学や運動する時に使うなど、一日の中で使う時間が短い人は気にならないという評価でした。
注意したい口コミは、外耳炎になるというもの。MLWK3J/Aに限らずカナル型のイヤホンでは外耳炎になる可能性があります。
初めてカナル型のイヤホンを使う人や、以前にイヤホンで耳のトラブルを感じた経験がある人は注意が必要かもしれません。
MLWK3J/Aを他のモデルと比較して違いをチェック

2021年に発売されたMLWK3J/Aは、2019年に発売されたMWP22J/Aの後継モデルです。
2021年発売のMLWK3J/Aと2019年発売のMWP22J/Aを比較すると、空間オーディオとmagsafe充電に対応したことの2点が違います。
マイナーチェンジではありますが、使いやすいハード面はそのままに、機能面を最新技術にアップグレードしたということになりますね。
また、2022年3月の時点ではMLWK3J/Aの他にAirPodsの第2世代と第3世代が販売されており、購入することができます。
ここからは、それぞれの仕様の違いを表で比較していきましょう。
次の表は、Appleの公式サイトに公開されている情報を中心にまとめたものです。なお、価格は2022年3月時点のものであり、今後変更される可能性もあります。
2021 AirPods Pro | AirPods(第3世代) | 2019AirPods Pro | AirPods(第2 世代) | |
型番 | MLWK3J/A | MME73J/A | MWP22J/A | MV7N2J/A |
イヤホンタイプ | カナル型 | インナーイヤー型 | カナル型 | インナーイヤー型 |
耐汗耐水 | 本体:○ 充電ケース:× | 本体:○ 充電ケース:○ | 本体:○ 充電ケース:× | 本体:× 充電ケース:× |
ノイズキャンセリング | ○ | × | ○ | × |
空間オーディオ | ○ | ○ | × | × |
外部音取り込みモード | ○ | × | × | × |
マイク | デュアルビームフォーミングマイク +内向きのマイク | デュアルビームフォーミングマイク +内向きのマイク | デュアルビームフォーミングマイク +内向きのマイク | デュアルビームフォーミングマイク |
サイズ 高さ×幅×厚さ (全てmm) | イヤホン:30.9 × 21.8 × 24.0 充電ケース:45.2 × 60.6 × 21.7 | イヤホン:30.79 × 18.26 × 19.21 充電ケース:46.4 × 54.4× 21.38 | 2021 AirPods Proと同じ | イヤホン:40.5 × 16.5 × 18.0 充電ケース:53.5 × 44.3 × 21.3 |
重量 | 5.4g 45.6g | 4.28g 37.91g | 2021 AirPods Proと同じ | 4.0g 38.2g |
連続再生時間 | 4.5時間 充電ケース使用で24時間以上 | 6時間 充電ケース使用で30時間以上 | 2021 AirPods Proと同じ | 5時間 充電ケース使用で24時間以上 |
充電方法 | magsafe、Qi規格ワイヤレス充電、Lightning端子 | magsafe、Qi規格ワイヤレス充電、Lightning端子 | Qi規格ワイヤレス充電、Lightning端子 | Lightning端子のみ |
発売年月 | 2021年10月 | 2021年10月 | 2019年10月 | 2019年3月 |
価格(税込) | 30,580円 | 23,800円 | 27,800円 | 16,800円 |
MLWK3J/Aと同時に発売されたMME73J/Aと比較すると、一番の違いはノイズキャンセリング機能の有無です。他にも、イヤホンの形状や再生時間と価格が違いますね。
MLWK3J/Aの良い点としてはノイズキャンセリング機能や外部音取り込みモード、空間オーディオ、magsafe充電などの最新技術が採用されていることが挙げられます。
また、MLWK3J/Aは他のモデルよりも音質が良く、充電方法のバリエーションも多いということも分かりましたね。
一方で、再生時間や価格の安さでは他のモデルの方が優れているということが分かりました。
MLWK3J/Aの中古は偽物に注意!magsafeにも偽物がある!

MLWK3J/Aの中古品は、通販サイトやフリマサイトに多く出品されています。未開封、未使用と紹介されている物もあり、定価より安く購入できるのは魅力ですよね。
でも、気になるのは偽物の存在です。Appleストアや大手の家電量販店よりも安いと思って購入したら偽物だった…なんてショックですよね。
ここからは、MLWK3J/Aの中古販売や偽物との見分け方について紹介していきます。
MLWK3J/Aの中古は通販サイトやフリマサイトで購入可能
インターネットで検索してみると、MLWK3J/Aの中古品を取り扱っているサイトが数多く見つかります。
楽天やYahoo!など幅広い商品を扱う通販サイトや、家電量販店のインターネット販売サイト、メルカリのような個人が出品するフリマサイトなど様々です。
大手の家電量販店や全国展開している家電量販店は、偽物のチェックや保証などの体制もしっかりしているので信頼しやすいですね。
フリマサイトの場合は個人が出品しているので、商品をしっかりチェックしてから購入する必要があります。
偽物の製造に悪用されないようにシリアルナンバーの一部を隠して出品されている商品もよく見かけるようになりました。
ただ、シリアルナンバーが隠されているから大丈夫!とは言い切れませんから、購入前に出品者とやりとりをしてみて、偽物ではないかチェックしてくださいね。
MLWK3J/Aの偽物を見分けるチェックポイント
とても残念な話ですが、偽物のクオリティは年々上がっており、見た目だけでは見分けるのが難しくなってきているのが事実です。
それでも、偽物を見分けるにはいくつかのチェックポイントがあります。ここでは国内正規品か偽物かを見分けるポイントを4つ紹介していきますね。
- 外箱にJANコードと技適マークが印字されているかどうか
- 説明書に日本語の表記もされているかどうか
- 本体や充電ケースの印字の大きさや位置がおかしくないかどうか
- 充電ケースに印字されているシリアルナンバーがAppleの公式サイトで確認できるかどうか
1.の技適マークは、電波法令に則った技術基準の認証マークで、円の中に横向きの稲妻と〒の記号が入っています。
そして、Appleの製品は全て、公式サイトでJANコードを見られるようになっています。外箱のバーコードの下に書いてある数字で確認できますよ。
3.は正規品と並べて見比べないと見分けるのは難しいです。ただ、印字そのものが無かったり、マークが小さかったりする物や、印字がゆがんでいる物は偽物の可能性があります。
4.のシリアルナンバーをAppleサポートの「保証状況の確認」のページに入力すると、保証内容やサービス期間を見ることができます。
シリアルナンバーを入力してもエラーが出る場合は偽物の可能性大です。
- イヤーチップ装着状態テストで確認する
- ノイズキャンセリング機能で確認する
1.はイヤーピース(シリコン部分)を外した状態で耳に装着して行います。あえて正常ではない状況を作り、異常と認識されるかどうかチェックするというわけです。
イヤーチップ装着状態テストは、MLWK3J/AをiPhoneやiPadなどに接続した状態で、設定から実行できます。
テストをしてみて、もし「装着状態は良好です」「密閉されています」という結果が出たら、偽物の可能性大です。
2.は、ノイズキャンセリング機能をオフにした状態とオンにした状態で聞き比べることで分かります。
静かな室内よりも色んな物音がする屋外で試すと分かりやすいでしょう。ノイズキャンセリング機能をオフからオンに切り替えても変化がなければ、偽物の可能性があります。
ただし、ノイズキャンセリング機能については初期不良が多いという口コミもあったので、これだけで偽物とは決めつけずに、他のチェックポイントと合わせて判断してくださいね。
magsafeの偽物を見分けるチェックポイント
magsafeが偽物かどうかを見分けるポイントは次の2つです。
- 充電器の側面の刻印で確認する
- 設定からシリアルナンバーなどの情報を確認する
1.は充電器の側面、ケーブルの付け根の近くを見ると確認できます。正規品にはR-NZという刻印が入っています。
2.は、magsafeをiPhoneやiPadなどに接続した状態で確認します。
「設定」→「一般」→「情報」と進み、「Apple magsafe充電器」や「Apple magsafe Charger」を選択してシリアルナンバーを確認することができます。
もし、「Apple magsafe充電器」や「Apple magsafe Charger」自体が表示されない場合は、その時点で偽物の可能性が高いです。
ただ、ケースを使用していると充電はできても通信がうまくできていないことがあるので、ケースを外してチェックしてみてください。
シリアルナンバーは、イヤホンと同じようにAppleサポートの「保証状況の確認」のページで本物かどうか確認できますよ。
MLWK3J/Aのまとめ

- MLWK3J/Aの口コミやレビューを見ると高評価が多く、満足しているユーザーが多い
- 肯定的な口コミやレビューは装着感の良さやApple製品との接続がスムーズという声が多い
- 批判的な口コミやレビューには再生時間が短いことや音質が他社製品より劣るという声があった
- MLWK3J/Aを旧モデルと比較した違いは、空間オーディオとmagsafe充電に対応したこと
- 他のモデルと比較した違いは、バッテリーの持ちが短く、価格も高いということ
- MLWK3J/Aの中古品は通販サイトやフリマサイトで定価より安く購入できる
- 中古品の場合は偽物に注意が必要
- magsafeにも偽物があるので同じく注意が必要
- MLWK3J/Aやmagsafeが偽物かどうかは、シリアルナンバーをAppleサポートの「保証状況の確認」のページに入力すると確認できる
MLWK3J/Aの評価や機能について、口コミの調査や他のモデルと比較した違いをまじえて紹介しました。
私の印象としては、日常の中で使いやすい、最新技術の詰まったイヤホンという感じです。
他のモデルと比較すると価格が高めなのが少し気になるところですが、中古品も多く出回っているので定価より安く購入するチャンスもあります。
ただし!くれぐれも偽物には注意してくださいね!
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